アクセス対策はもちろん重要。でも、その前にユーザビリティ向上を!
最近、解析・サイト診断をしていてよく感じることがあります。
ついついサイトへの集客ばかりに目が行きがちですが、肝心のサイトのユーザビリティがよく無ければ、折角コストをかけて行うアクセス対策もあまり良い結果にはつながらないということです。
確かに集客は重要です。そもそもサイトに訪問してもらえなければ、ウェブサイトは役目を果たせません。
でも、せっかく集客し、訪問者を増やしたとしても、肝心のサイトが「見づらい・よくわからない・迷子になる」では、本当の目的は果たせませんよね。
サイトを作る際は、もちろんユーザーを想定したうえで設計をしていることと思いますが、導線・アイキャッチなど、細かな部分ではありますが、あまり意識されていないサイトを多く見かけます。
結果、直帰・離脱率が高い、滞在時間が異常に短いなど、ユーザーに「あ〜このサイトよくわからない。使えない」と思わせてしまっている事例を多く見かけます。これは非常に勿体ないことです。
アクセス対策を実施する前に、今一度サイトの状況をチェックしてみてください。できれば、メインユーザーとなる人物像に近い人(年齢・性別・ITリテラシーなど)に実際にサイトを見てもらい、使い勝手を聞いてみることをおすすめします。
さらに、仮説を立てたユーザー像と実際に訪問しているユーザーはマッチしているのか、解析データでチェックしましょう。
アクセスしている時間帯・検索キーワード(フレーズ)・デバイス・使用しているブラウザなどから大まかなユーザー像が見えてきます。
アクセス対策を実施する前に、今一度ユーザービリティチェックをすることで、その後のアクセス対策がおおいに活きてきます。
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